デートでおごる際の男心と奢らせる方の本音

彼氏とのデートで食事を済ませ、
いざお会計、という時に、

当たり前のようにワリカンを
要求してくる男っていると思います。

せめて
「今日はお金持ってないんだ、ごめんね」

という配慮があればまだしも、
自分の分は自分で払って当然、

というような態度をとられたら、
「私って大事にされてないのかな」

と思うのは自然な事かもしれません。

ここは男らしく

「俺が払うよ」と言ってもらいたいのが、
大半の女性の本音ではないでしょうか。

でも、彼氏の側の言い分もあるはずです。

社会人であれば、
上司に誘われて一緒に飲みに行っても、
この不景気の時代ですから

必ず奢ってもらえるとは限らないですし、
学生であっても、ゼミやサークルの飲み会が

定期的にあるので、
トータルの支出は結構な額になることもあります。

相手を大事に思っているけれど、
出せない、ということは往々にしてありそうです。

一方、単に遊びか、気持ちがない場合は、
支出を最小限に抑えたいという男心がはたらいて、

お金があっても敢えて出さない、
ということもあるでしょう。

しかし、

前者であれば、懐事情が苦しいからこそ、
どこまで自分を思ってくれているかを
知るための手段になるでしょうし、

後者であれば、デートの食事の場面で
奢ってもらうことで、

相手の本音や本気度をみるための
手段になるとも言えそうです。

今まで発刊されている
数々の恋愛指南書をみると、

食事の場面での
「おごり」に関する記述は、
年々変わってきているように思います。

一昔前は、
恋愛心理学にのっとった
記述が多くなされていました。

それは、
相手にお金や労力を掛けた分だけ、

男は「自分は相手にこんなに尽くしているのはなぜか」
と考えて、

「相手の事が好きでなければ、
自分はこんなに苦労したりしないはずだ」

と錯覚する男心を利用するために、
少し無理をしてでも相手におごらせた方がいい、
というものです。

しかし、最近になると、
彼氏と彼女でお会計の際のルールを決めよう、
という記述が増えてきました。

つまり、3回食事に行ったら、
2回は彼氏が、1回は彼女がおごる、
というものです。

もちろん、

今の不景気と男の懐事情を
反映しているのかもしれませんが、

こうすることで、

上記の効果を残したまま、
彼氏の側の不平等を軽減することもできます。

お互いの不満が出ないように、
事前にきっちりと払う側の配分と
ルールを決めることは、

もちろん大切ですが、
なにより楽しく二人の食事を楽しむ
気持ちが大事ではないでしょうか。

男心　本音　デート